本町は千葉県船橋市にある地名です。
このエリアで不動産の売却を考えている方にとって、所有する物件が高く売れるのかは気になるポイントでしょう。
今回は、本町の不動産売却に役立つ情報を提供します。
目次
船橋市本町の移動手段
不動産売却の情報に移る前にこの地域の公共交通機関について簡単にご紹介します。
本町の利便性を確認しましょう。
圏内の駅
船橋駅
船橋駅は本町の中心部に位置する駅です。総武線快速・各駅停車・東武アーバンパークラインが利用できます。
JR東日本の一日平均乗車人員は西船橋駅に次いで千葉県内第2位で、東武アーバンパークラインは柏駅に次いで千葉県第2位です。
通勤時に非常に混雑する巨大なターミナル駅です。
京成船橋駅
京成船橋駅は船橋駅の南方約195mに位置する駅です。京成本線が利用できます。
船橋駅を南口に出て、エスカレーターを上り、船橋FACEビルを通過すると改札があります。
京成スカイライナーが停車するので、成田空港や上野駅に行くときに重宝します。
東海神駅
東海神駅は本町の北西に位置しています。東葉高速線が利用できます。
隣の西船橋駅で東京メトロ東西線に直通しています。
バス路線
船橋新京成バス「船橋駅北口」
船橋市本町の中心に位置する船橋駅の北口には船橋新京成バスの乗り場が8つあります。
夏見や海神方面にアクセスできます。
参照:新京成電鉄「バス乗り場案内>船橋」
京成バスシステム「船橋駅南口」
南口では京成バスシステムが運行しています。
西船橋駅や津田沼駅、ららぽーと東京ベイにアクセスできます。
北口南口ともに、船橋駅を起点として、バス停が張り巡らされています。
データでわかる!本町の「人口」・「世帯数」・「地価」
人口の推移
人口はその地域の不動産需要をみるのに役立つ指標です。
本町の人口変動を確認しましょう。
本町の人口は増加しているのでしょうか、それとも減少しているのでしょうか。
単位:(人)
本町1丁目 | 本町2丁目 | 本町3丁目 | 本町4丁目 | 本町5丁目 | 本町6丁目 | 本町7丁目 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015年5月 | 1,931 | 2,702 | 2,399 | 3,168 | 2,977 | 2,687 | 2,172 | 18,036 |
2021年5月 | 1,933 | 2,821 | 2,488 | 3,489 | 3,183 | 2,758 | 2,260 | 18,932 |
+2 | +119 | +89 | +321 | +206 | +71 | +88 | +896 |
参照元:船橋市「町丁別人口」
2015年から2021年にかけて本町の人口が町丁計で896人増加しています。
世帯数の推移
人口と同様に、世帯数もその地域の不動産需要をみるのに役立つ指標です。
世帯数の変動も把握しておきましょう。
本町の世帯数は増加しているのでしょうか、それとも減少しているのでしょうか。
単位:(世帯)
本町1丁目 | 本町2丁目 | 本町3丁目 | 本町4丁目 | 本町5丁目 | 本町6丁目 | 本町7丁目 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015年5月 | 1,161 | 1,723 | 1,299 | 1,707 | 1,672 | 1,799 | 1,302 | 10,663 |
2021年5月 | 1,217 | 1,930 | 1,454 | 1,938 | 1,935 | 1,881 | 1,407 | 11,762 |
+56 | +207 | +155 | +231 | +263 | +82 | +105 | +1,099 |
参照元:船橋市「町丁別人口」
2015年から2021年にかけて本町の世帯数が町丁計で1,099世帯増加しています。
公示地価の推移
本町の不動産価格はどうなっているのでしょうか。
公示地価を確認しましょう。
公示地価とは、国が専門家に依頼して全国の地点を算定している不動産価格のことで、不動産取引の際などに価格の指標として活用されています。購入時よりも公示地価が上昇していれば、その土地は需要が高まっており、高く売れやすいということを示しています。
本町の公示地価は上昇しているのでしょうか、それとも減少しているのでしょうか。
1. 本町4-3-20
(本町4-3-20)の公示地価は2012年から2021年にかけて継続的に上昇しています。
9年間で820,000円/㎡上昇しました。
2. 本町5-3-3
(本町5-3-3)の公示地価は2012年から2021年にかけて継続的に上昇しています。
9年間で175,000円/㎡上昇しました。
船橋本町の不動産売却、今後どうなる?
西武百貨店船橋店跡地の開発
船橋本町は近年、新開発が相次いでいる地域です。
2018年に船橋駅直結のシャポー船橋南館が誕生しました。それに伴い、船橋駅から京成船橋駅に至る通路に、シャポー南館と西武デパートを結ぶ新たなペデストリアンデッキが作られました。
しかし同年、西武百貨店船橋店が閉店してしまいます。そのため、このペデストリアンデッキは利用されず、現在そのまま放置されています。
西武百貨店跡地は今後どうなるのでしょうか。
セブン&アイグループによって、地上48階、地下2階の複合施設の建設が計画されていたのですが、頓挫しています。
西武百貨店の店舗だった建物は現在廃墟のようになっています。
この一等地の開発によって本町の不動産価格は大きな影響を受けるでしょう。
船橋市本町に所有する不動産の価格は把握できているでしょうか。
今が高値で不動産を売却する好機である可能性は常にあります。
一度査定を通して現状を知っておくことをおすすめします。