西船橋駅は、JR京葉線、JR武蔵野線、JR中央線・総武線各駅停車、東京メトロ東西線、東葉高速鉄道の6路線からなるビックターミナル駅です。
今回は、西船橋駅の不動産を売却するにあたって役に立つ周辺情報を紹介します。
目次
データでみる西船橋駅周辺
まずは西船橋駅の乗客数の推移と公示地価の傾向のデータを見ていきましょう。
西船橋駅の乗車人数
電車を利用する人の数は、周辺地域の盛衰を見極めるときに役に立つ指標です。
西船橋駅の乗降客数は増加しているのでしょうか。5年間のデータをみてみましょう。
2014年が325,871人、2018年が347,207人なので、5年間で約21,000人も増加していることがわかります。
西船橋駅周辺の公示地価推移
公示地価とは、国が専門家に依頼して全国の地点を算定している不動産価格のことで、不動産取引の際などに価格の指標として活用されています。購入時よりも公示地価が上昇していれば、その土地は需要が高まっており、高く売れやすいということを示しています。
それでは、西船橋駅近くの地価(公示地価)の傾向をみてみましょう。(船橋市印内町599番3外)
公示地価は、2017年が約494,000円/m2であり、2021年が約580,000円/m2です。4年間でおよそ86,000円/m2増加しています。
また、2017年から2021年にかけて継続的に上昇していることがグラフから読み取れます。
乗客数の増加・公示地価の上昇の2点から、西船橋駅周辺の不動産の需要は高まっていると言えるでしょう。
西船橋駅の不動産売却を後押しする要因
まずは、西船橋駅の不動産価格が上昇する可能性についてみていきます。
西船橋駅の住環境
都内へのアクセスが良好であることはもちろん、千葉駅や成田空港など千葉県内の主要駅に対しても非常にアクセスしやすい駅です。
駅ビル内には、ワイズマートやグリーンデリ、南口には、ベルクスやセレクションなど、スーパーがたくさんあるので、買い物には非常に便利です。
その他、駅から徒歩7分と少し歩きますがドン・キホーテもあり、生活の利便性は非常に高いでしょう。
テレワークの影響
新型コロナウィルスの影響で生活がテレワークの下では、通勤の必要性は低くなるため、今後は都市部から少し離れた地価の安いエリアが人気となることが予想されます。西船橋駅は、東京駅を始めとする都内のオフィス街への交通便が優れています。必然的に、西船橋駅周辺も選択肢になるため、都心部から都市近郊への移住が増えると、西船橋駅付近の住宅エリアの不動産価格は上昇する可能性が高いです。
これからの時代にマッチしたエリアですので、西船橋駅周辺の不動産の売却を検討している方には、この先チャンスが回ってくる可能性は高いはずです。
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西船橋駅の不動産価格に関する不安材料
西船橋駅周辺の不動産に対するニーズは高まっていますが、注意すべきポイントもあります。
不透明な先行き
西船橋駅周辺のファミリータイプの物件は、駅から少し離れたところにある傾向があります。駅近物件を希望するファミリー層に敬遠される可能性がある点は、懸念材料です。
今後さらにテレワークが定着すると、東京離れだけではなく、首都圏外のさらに地価が安い田舎が好まれる可能性があることもポイントです。つまり、今は高いニーズがあるものの、中長期的に見れば価格が下落する可能性もあるのです。